
ウィーン国立音楽大学 Universität für Musik und darstellende Kunst Wien
ウィーン国立音楽大学は、オーストリアの首都ウィーンにある音楽大学で、音楽と舞台芸術のための総合芸術大学です。弦楽器、管楽器、打楽器、ピアノ、声楽、チェンバロ、オルガン、ハープ、古楽器、室内楽、作曲&音楽理論、指揮、器楽伴奏ピアノ、声楽伴奏ピアノ、室内楽ピアノ、ギター、オラトリオ、教会音楽、声楽演技指導などの専攻科の他、選択講座として、ミュージカル・舞台音楽、音楽教育学、楽器学、呼吸法、音楽療法、ジャズ、ミュージック&サウンド・エンジニアリング、エレクトロ・アコースティック、メディア音楽、コンピューター音楽、電子メディア、現代音楽の為のパーカッション、など多数の講座が開講されています。特に指揮科は世界最高峰といわれ、ワルター、カラヤン、アバド、アーノンクール、メータ、ヤンソンスほか、多数の世界的指揮者を輩出しています。
200年以上に及ぶ大学の歴史の中でウィーン楽友協会音楽院、ウィーン音楽院、ウィーン音楽アカデミー、ウィーン国立音楽大学と学校名が改称されてきたため、過去の音楽家のプロフィールには以上の各名称がしばしば登場します。
内田光子、ジャン・シベリウス、リヒャルト・シュトラウス、アントン・ブルックナー、グスタフ・マーラー、ズビン・メータ、フランツ・リスト、リヒャルト・ワーグナー他数多くの著名な音楽家を輩出しています。入学にあたっては国際ドイツ語検定の資格が必要となり、高いドイツ語の能力が求められます。